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平成 9年 2月 5日建設委員会−02月05日-01号

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  1. 小牧市議会 1997-02-05
    平成 9年 2月 5日建設委員会−02月05日-01号


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    最終取得日: 2023-03-25
    平成 9年 2月 5日建設委員会−02月05日-01号平成 9年 2月 5日建設委員会           〈 開会13:05 〉 ○委員長 これより建設委員会協議会を開催いたします。これより議事に入ります。議題1、下水道接続工事に伴う新聞報道についてを議題といたします。説明を求めます。 ◎都市開発部長 本日は議会日程極めてふくそうをいたしております中、建設委員会協議会を開催をいただきまして、まことにありがとうございました。お許しをいただきましたので、私からこのたびの公共下水道無断接続新聞報道につきまして、おわび経過について御報告申し上げます。  このたびの件は、排水設備工事の啓発と促進から始まったことではありますものの、結果として、日ごろの指導のかいなく、指定工事人4社による13件の無断接続発覚し、あのような新聞報道となり、議員各位をはじめ多くの市民に御迷惑と御心配をおかけいたしましたこと、深くおわびいたします。  さて、事の経過についてでありますが、既に御案内をいただいておりますように、小牧市公共下水道は昭和62年から一部供用を開始し、整備普及に努めてまいりましたところ、普及率では昨年の9月現在で52.3%と50%を超えることができました。また一方では、公共下水道への未接続世帯がなお 2,000件高くありますことから、例年行ってまいりました啓発活動のほかに、未接続世帯戸別訪問意向調査をすることといたしました。その対象を昭和62年から平成5年までの 1,894世帯とし、昨年10月7日から下水道2課の職員で日常業務と調整をしながら班編成組み活動を開始いたしました。訪問を開始し間もなくの10月の23日に未接続であると思ってお訪ねしたお宅が、うちは下水道接続してありますと、こういう返事でございまして、早速調査をいたしますと、手続がなされていないまま施工された無断接続であることがわかりました。その後も順次、ばらばらではありましたが、同様の世帯があることがわかり、訪問調査を進めながら、関与した指定工事人を呼び出し事実確認をしつつ、中間でありましたが、取りまとめをし、審査委員会に諮るべく整理をいたしておりました矢先の1月16日夕方、突然の読売新聞社記者の取材を受けることになり、結果として翌日の新聞報道となったものであります。  この時期の無断接続は12件で、指定工事人4社と把握いたしておりましたが、その後さらに1件、これは1月20日でございますが、発覚し、トータルでは13件となりました。したがいまして、この指定工事人4社につきましては、下水道条例並びに排水設備指定工事人規則に抵触することから、1月の22日午後4時から開催の排水設備指定工事人等審査委員会に諮り、慎重審議の結果、株式会社共立工業社は7カ月、水野工業株式会社は3カ月、加藤工業株式会社は2カ月、愛北工業株式会社は2カ月の認可停止期間を決定し、市長の決裁を経て1月23日付で処分の通知をいたしました。また、13件の使用料につきましては、それぞれの工事期間まで遡及し料金計算の上、使用人あて納付書を発行し、全額納入いただいているところでございます。  また、過日の全員協議会で未調査分 131件が残っていると申し上げましたが、以後そのうちの 105件は訪問し面談することができ、この間の無断接続はありませんでした。なお、26件については、実は2度、3度と訪問をいたしておりますけれども、不在で面談ができておりません。  一方、本件に関しまして、上司への報告が遅かったのではとの御指摘もありましたが、全く他意なく、訪問調査中の過程であり、件数、事実確認ができ次第報告をと思っておりましたことを申し添えさせていただきます。  いずれにいたしましても、このたびの無断接続13件という事実を行政サイド指定工事人ともに直視し反省をし、再発防止に全力を傾注することが必要であろうと思っております。当面は県の指導を仰いだり、先進都市のすぐれた手続などあればぜひ取り入れたいと思っておりますし、家屋の新改築には建築確認が行われますが、現行は窓口でのパンフの配付と指導でありますが、これを施主への追跡指導まで拡大することはすぐにでもできることではないかと思っております。  以上でこのたびの公共下水道無断接続問題に対するおわび経過報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 説明は終わりました。質疑に入ります。発言を許します。 ○副委員長 ただいま部長から今までの経過について御説明をいただいたわけですけれども、我々この問題については、実際いろいろ資料がですね、新聞程度内容しかわかっておりません。そんなことで、もう少し細かくですね、あるいはまた処分のされた経緯等資料があれば、ひとつ委員会の最初に資料の配付をひとつお願いをしたいと思いますが、委員長の方でひとつ取り計らっていただいて、お願いしたいと思います。 ○委員長 取り計らうということですが、開発部長それは用意できますか。皆さんどうですか。出してもらった方がいい。           (「異議なし」の声) ◎都市開発部長 それでは、とりあえず準備させていただいておるものを早急に配らさせていただきます。よろしくお願いいたします。             (資料配付) ○委員長 これについて、何か資料について説明はいただけますか。 ◎下水道管理課長 ただいまの無断接続状況について御説明いたします。
     まず初めに、共立工業社については、9件でございます。この中を見てみますと、一番上段に書いてある平成5年10月と、これが工事時期が最も古いものでございます。その隣りに発覚時期、これは未接続世帯接続勧奨実態把握の中で発見したもので、平成8年11月18日に発覚をいたしました。以降こういう格好で、共立工業社については、一番下の中央二丁目まで9件でございます。水野工業については、1件でございます。この表を見ていただきますと、工事時期としては平成7年5月、発覚時期としては平成8年10月、約1年と5カ月の経過年数でなっております。加藤工業でございます。1件でございます。同じく平成8年8月に工事をやりまして、平成8年11月、約3カ月の経過年数がたっておる状況でございます。愛北工業につきましては、2件でございます。岩崎につきましては、建てかえによるもので、事前の確認申請がなされておりませんでした。また、本庄については、工事時期といたしまして平成7年12月、発覚時期といたしましては平成9年1月、約1年近くの経過がたっております。こういうような状況でございます。また、隣りに理由も書いてございますけどが、こういうすべてが未提出のまま工事施行したものと、こういうような状況でございます。よろしくお願いいたしたいと思います。 ◆伊藤 訪問調査で本当に大変御尽力をいただきまして、こういう形で発覚したということで、これが成果だと言えば成果かもしれませんけどが、きょうの議題でもありますように、新聞報道で出されておるところによりますとね、昨年のこれは読売さんの記事でございますけどが、もう既に昨年の6月に対策をとらずに放置という新聞記事も1月20日に出ておるように、ここに発覚したということは、こういう一番初めが部長から話がありましたように10月23日だと、こういうことでございますけどが、訪問調査によってはこういうことでしたんですが、昨年の6月に対策をとらずに放置という新聞記事もありますけどが、これが本当に新聞の誤報なのかね、事実こういうことがあって、担当部局の方でね、まあまあまあまあと、こういうことで放置されていたんじゃないかなというように読み取れるような新聞記事でございますので、昨年の6月時点に実際にこういう問題があったということが事実であればね、そのときの措置がどうとられておったかということによっては、こういう問題がこれほど大きくならなくても済んだんじゃないかなと、こういうきらいがありますけどが、1月20日の読売新聞さんの昨年6月に対策とらずに放置と、この件が事実であれば、これはどう釈明していただけるかをお聞きしたいと思いますが。 ◎下水道管理課長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。  実は新聞でその記事を見まして私、早速朝、職員に確認をいたしました。私もこの記事については報告も受けたことがございません。また、職員にいろいろ問い合わせても見覚えがないと、こういうようなことで、たまたまこの記事でございます。年末年始の年がわりの時期でありましたので、ひょっとしたら1年前かなというようなことで書類を調べてみました。そういたしましたら、平成7年6月、ちょうど1年前ですけどが、平成7年の6月に1件無断接続がありまして、それは始末書という格好で処理をさせていただきました。  以上です。よろしくお願いいたします。 ◆伊藤 新聞記事はそういうことで、何か昨年が一昨年ということで、一が抜けたかもしれないということでございますけどが、その件は新聞の方が1年間違えたということで理解しますけどが、こういう条例違反なんですね。条例違反始末書取り扱いというんですか、こういうものは今課長の方から御説明いただいたように、始末書をとりましたということですけどが、こういう条例違反のものでもね、担当部局の決裁で本来は済まされるべきものなのか、手続としてね。もう少し上層部へ本来上げなきゃいかぬというものなのか、そういう条例違反についての始末書取り扱いというのは、僕も勉強不足でわかりませんけどが、内部でどういう手続を経なきゃいけないということが決められてるか、決められてないのか、そこだけお聞きしたいです。 ◎下水道管理課長 実はどういう場合に始末書で処理し、口頭注意するかと、こういうような基準は現在書いたものは私どもの方にはございません。ただ、その事情事情によって、その内容によって始末書で処理されたものです。当時はかなり厳しく担当といたしましてはやったつもりでございます。そういうようなことで、ずっと過去においては始末書ということで、2回であれば当然厳しくやってきました。そういうようなことで始末書という格好でやってきまして、以上が実態でございます。よろしくお願いします。 ◆伊藤 御説明いただきまして、始末書取り扱いが書類でないということなんですよね。だから、過去、これは皆さんの方からいただいたものですけどが、過去44件ありましたと、こういうファクスをいただいてますね。これは1月22日ですか、処分をされたときに議員のところにそれぞれファクスをいただきまして、44件そういう不始末があったということで、これはどういうぐらい重大な過失があって始末書をとられたという中身は把握はされていないんで、44件あったなということしかわかっておりませんけどが、私はね、今回処分された44件の中でね、この文書をいただいた中だけで判断しますと、「過去の処分済みの44件につきましては、処分内容の当否は別として、一たん行政上の処分がなされたものであり、その拘束力があり、法的にも再度の処分はできないと考えておりますので、新たな処分は考えておりません」と、こういう文書になっておりますので、この44件について公表されるというお考えはないだろうというふうに思ってはおるんですね。ところが、私、これを関連しましてね、その日の1月23日付で審査委員会処分内容を見てみますと、今御説明をいただきました無断接続共立工業社9件、水野工業1件、加藤工業1件、愛北工業2件と、こういうことになっておりますけどが、先ほどの文書とつけ合わせてみましてね、「過去に処分の44件につきましては」と、こう文書ある中で、共立工業社というのは9件で指名停止ですか、これが7カ月間、許可停止期間が7カ月間と、こういうことになっておりまして、あと水野と加藤それぞれ工業については3カ月、2カ月ということで、それぞれ今回発覚した1件、1件で3カ月、2カ月という差があり、なおかつ愛北工業社については無断接続が今回判明したのは2件であって2カ月と、こういうことになっておりましてね、過去の処分については行政上の処分がなされておるけどが、その拘束力があって云々という文書をいただきながら、処分内容は何かばらばらじゃないかなと、こういうことは、過去の44件についても加味された内容であるということであればね、逆に44件がどんなところだということを、お出しになるつもりはないと思いますけどが、本来出していただかないとわからないじゃないかなと、こういうふうに思いますが、一遍部長の方からそこら辺の答弁をいただきたいと思いますけどね。 ◎都市開発部長 まず、いろいろお話をいただきました。基本的には今、過去のものの処理の仕方でございますけれども、スタートいたしまして62年からこの排水設備関係について、申請手続から手直し指導、あるいは届け出等がありましたのが事後であり、注意しながら始末書を徴したというのは、これはこういう場で申し上げるのがいいのかわかりませんが、課内で処理がずっとなされてきた事実はございます。このたびは訪問調査をするという過程の中からこの13件が見つかったわけでございます。先ほども冒頭に申し上げましたように、当然これは明らかに条例、規則に反することから審査会に付したわけでありますが、当然ながら、その審査に付すにつきましては、例えば市の指名停止の基準などもございます。それから、かつてはそういった中での事例があり、一定の停止期間などが実績として残っているものも一般土木でございます。さらには、今回のこの4社の審査をするに当たりましては、ちょうど今御指摘のありましたように、過去の実績もあったわけです。したがって、この辺についてはあわせ検討する必要があるということから審査された結果が今申し上げましたような停止期間となったわけであります。そういうことからいたしますと、とりあえず今回4社がこういうことになりましたが、他のものですね、今回発覚しなかったものについては、書面でごらんをいただいたようなとおりですね、そこまでは波及はさせないと、こういう方針を固めたわけでありますので、御理解がいただきたいと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。 ◆堂森 伊藤議員の話に関連するんですけど、過去のそういったような状況を加味して今回の処分がなされたということなんですが、この表を見ますとね、無断接続状況を見ますと、共立工業社が非常に突出してると、こういう感じがするんですね。それと、例えば平成6年12月、池之内ですね、これで3件とか、平成7年11月が3件とかね、新聞報道とかいろいろ聞く中では、うっかりミス、うっかりして確認申請出さなかったとかあるわけですけど、その辺非常に作為的にですね、そういううがった見方をすればね、作為的にそういうことをせずにやってたということも読み取れたりするわけですが、その辺この確認申請を未提出のまま工事施行という理由なんだけど、この理由のもう一つ奥理由というのは把握なさってますか、それをちょっとお聞きいたします。 ◎下水道管理課長 実際今の13件の理由でございます。私、事務担当者として13件個々に理由の聞き取りをいたしました。全体的な総じての理由は一概には忘れということでありまして、未提出のまま工事施行したということには変わりございません。個々に13件の理由をちょっと実際的に聞き取りの内容を申し上げますと、書類作成中入院しちゃったと、それとか書類一式施主に渡し受け取ることを忘れちゃったと、そして既に申請してあると思っていたと、検査のとき市で調べてもらったら未申請であったと、施主が不在がちのためそのうち忘れちゃったと、こういうような理由が7のとおりでございます。よろしくお願いします。 ◆堂森 市の指定工事業者が企業としてですね、そういったようなことをですね、そういったような体制で企業経営をやってるというのはちょっと私信じられないことなんですけどね、やっぱり市から指定されるわけですから、それだけのプライドを持って当然やってるわけですから、その中でね、施主のせいにしたりとかね、それから申請を出してた人が入院して、じゃあそのほかの人は代行でやらなかったとかね、これはちょっと考えられないですよね。だから、その辺、企業の経営姿勢にもそれはあるけれど、これまで44件にこういうことがあったわけでしょ。その中でやっぱり余り市の指導というものが身にしみてないんじゃないかなと、だから市のそういうもうちょっとこの辺しっかりしてくれというね、それが足りなかったんじゃないかというのがね、今のような聞き取りの中からも僕は読み取れると思うんですよ。だから、今回ちょっとその辺で、特に共立工業社さんが突出してるというのが非常に僕は不可解で、うっかりミスとかそういうのでは到底考えられないんじゃないかなと思うんで、その辺は共立工業社さんと何らか今まで指導とかね、そういうのは特にやられたことあるんですか、今までは。それでこの44件というのは、どういう内訳になってるんですか、これ。さっきと同じあれだけど。 ◎下水道管理課長 44件の内訳でございます。指定工事人が施行したものが21件です。指定工事人外が施行したものが23件でございます。合わせて44件でございます。この中で指定工事人につきましては、毎年定期的に講習を行っております。4月には44社全部集めまして講習会を開催し、事務手続の再確認とか、また技術的な変更なったような技術的なこととか、こういうようなことを4月にやっておりますし、また、6月に入りまして、現在工事をやっている進捗状況のヒアリングをやっております。こういうようなことで年2回、指定工事店に対しては指導をやっております。こういうような事件がありまして、またより一層指導強化しなければいけないなと、こういうようにつくづく感じているところでございます。よろしくお願いします。 ◆堂森 10月7日から調査を始めて、23日に1件の発覚があって、その後いろいろ出てくるんじゃないかということでですね、中間報告としてまとめてひとつ報告としてですね、報告書として用意なさってるときに新聞報道がなされたというようなお話なんですが、10月23日からちょっと時間たち過ぎてませんか。中間報告出すには、やはりちょっと時間がたち過ぎてるんじゃないかなと。中間報告というのはやっぱり、それだけ発覚したら、これはちょっと市民に対して大変なことだよというようなことでね、意識でやられたわけだから、それからいくとね、中間報告というのは、それこそ1カ月ぐらいにね、2カ月ぐらいで報告して、最終的にはこうだというのが普通じゃないですか。それを新聞報道がなされたから慌てて報告したという、何かそういう感が私なんか強いんですけどね、その辺はどうでしょうか。 ◎下水道管理課長 中間報告のあり方ということで御質問をいただきました。実際第1号の発見は10月23日です。その後、経過見てみますと、11月の中旬ごろにかけてばらばらばら発覚をいたしました。そうして12月に入ってもまたばらばらばらというような感じで発覚いたしました。そういうような中にありまして事務担当者といたしましては、その施工業者を呼びつけまして、事実確認をしたり、まだほかにあらせんかと、この際全部言えというようなきつい態度でやりました。そういうようなことから、忘れてたということで事後申告の件数もありますけどが、そういうようなことで、事実確認実態把握、未接続世帯実態把握が頭の中にいっぱいでありましたので、その経過で出た未接続世帯です。そういうようなことを実態把握しがてら、事実確認しがてらこういうふうにやってきまして、ある程度整理された時期に報告しようと私は思っておりまして、実際その時期といたしましては、1月14日に部長決裁がおりて、そのときには当然審議会にかけないかんと、こういうような部内の意思表示は固かったわけでございます。そういうようなことで、ここ二、三日のうちには市長、助役に報告して審査会へお願いしようと思っていた、そういうようなやさきに突然の読売新聞の取材がまいったわけでございます。こういうような経過でございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆堂森 部長に聞きますけど、そういう事務レベルでそういうふうな調査の結果が出てきて、今課長の話ではきつく業者に言ったということは、それだけ重大というふうに思われたわけですわね。それで、その中でこれはまた出てきそうだというようなお話もおっしゃったけど、それを部長がお知りになったのはいつですか、そして部長はいつそれを、すぐ市長報告するという気持ちはなかったですか、それを教えてください。 ◎都市開発部長 課長の方からお答えを申し上げましたのがその大綱でございます。したがって、私はですね、確かに承知をいたしましたのは、最初におかしなものが1件あるというような話のときが最初であったわけでありまして、これは10月の23日以降の近い時期であったと、このように記憶をいたしております。その際には、いずれにしても事実確認をするようにということを指示をいたしたところでございます。そしてまたさらに、これは11月に入ってからだろうと思っておりますけれども、ばらばらまだあるですわと、こういう話であり、これいずれにしても早いところ全体の把握をするようにということも重ねて指示いたしましたし、同時にどうも複数あるようだということですから、他にないかと、十分一回その指定店に対して追及するようにというようなことは指示をいたしたところでございます。当時から一貫してこれは当然ながら審査会にかけるべく一致した考え方のもとに進んだことは事実でありますけれども、今結果といたしまして議員御指摘のようにですね、いち早く第一報は市長に上げるべきだったというこのことについては、私の不徳のいたすところ、その手続がなされないまま事が進捗したことだけは事実でございますので、この辺は深く反省する一点だろうというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 ◆堂森 市長報告したとかね、それよりも、こういったことが重大であるかどうかというね、そういうふうに思われたかどうかというのが一番問題だと思うんですよね。市長報告するというのは、これは後の問題だから、そのときにばらばら出てきてね、それで課長先ほど非常にこれは出てきそうだと、それできつく出せと言ったということはね、やはりもう部内でね、これは大変なことだよと、指定工事者がそういういいかげんなことをやってて、市当局も監督不行き届きということになるよというようなね、これがもう新聞報道されようがされまいが、そういうふうに思われたのかどうか。そうじゃなくて、まあここは何とか調べといて、とにかく内々と言うとおかしいけど、そういうことにしときゃいいよというようなね、そういう気持ちだったのか、だから一番問われてるのはそこだと思うんですね。これは重大なことで、やはり市のある種の財産を無断で手引きをしたと、それで市民がそれを迷惑をこうむったと、こういうことになるわけだから、それの感覚を持ち合わせたかどうかというのが、僕はちょっと今のあれ見てるとどうもよくわからぬのですわ。そこんところをちょっと教えてください、最後に。 ◎都市開発部長 御指摘のようにですね、そのことを思わない方がおかしいわけでありまして、ただこれは、今回ですね、そもそもスタートいたしましたのは排水設備工事の促進、啓発、そしてそれぞれお宅を回りながら意向の把握をしたい、これが実は大前提であったことは冒頭申し上げたとおりでありますが、実はその過程で発見が順次出てきたわけでございます。したがって当然、先ほども申し上げましたように、これは大変なことだということで、一貫した形は当然ながら審査会に付さなきゃならぬと、こういう形で来たことは事実であります。ですから、その決裁の中にも審査会に付すということは記載された状況で起案は上がってきておりましたことも事実でございます。  以上でございます。 ◆伊藤 今までの答弁でね、お気持ちだけはそれぞれ委員十分伝わったんじゃないかなということで、未接続の促進をするということをこれからも継続してお願いしたいというふうに思います。そういう中でね、こういう排水設備の申請書の未提出ということにかかわっておりましてね、非常に専門性の高い書類であったために、ある特定の人が入院するとそれが書けないと、そんなような書類形式になっておるのか、普通工事をやってる工事人であれば、ごく簡単にそういう申請書類というものが提出できるような様式になってるかどうか、私もそういう確認申請書というのをね、どういう書類だということは承知しておりませんけどが、入院したということで、そういう非常に専門性の高い書類であればね、そういう書類を一度もう少し条例の中でね、必要事項が記載できればいいとかね、そんな書類に変えることも必要ではないかなというふうに思いますけどが、その点ね、非常に専門性の高い書類になってるかどうか、そこら辺ちょっとお聞きして、それが先ほど課長の方から未提出であった理由との整合性があるかどうかをちょっとお聞きしたいというふうに思いますけどが。 ◎下水道管理課長 ただいまここに排水設備調書がございますけどが、この調書をつくるためには、水の勾配とか、掘削深度、あるいは内径、管種、地盤高、距離、区間と、こういうような測量が必要になってきますし、また当然レベルで見ると、こういうような技術も必要になってきます。したがいまして、責任技術者の資格を与えるためには、こういう専門的な試験もやっていると、こういうような状況でございます。専門技術が有する作業だということでございます。  以上です。 ◆伊藤 ありがとうございました。非常に言葉で聞くと難しそうですので内容はよくわかりませんけどが、きっとやりかければそんなに難しい問題ではないというふうに思いますけどが、ちなみに、共立工業社というところが9件の未提出があったということが、無断接続ですね。ですから、共立工業社は今ね、そういう専門性のある書類を書く人ですか、そういう技術者というんですか、そういうのがいらっしゃったのか、代行されてたのか、2人いたら1人入院してもいいとかということになりますけどが、そういうところはどういうふうに把握されておられますか。 ◎下水道管理課長 共立工業社は、こういう技術的な資格を持った責任技術者は1人でございます。 ◆野村 伊藤議員、それから堂森議員と何か重複する面があるかと思いますが、二、三点ちょっとお聞きしたいんですが、まず1点、1月の17日の新聞報道によりますと、審査会が31日に開いて業者の処分を決めるというような記事が載っておったわけですが、現実10日近く、22日にもう審査会が開かれ処分決定されたわけですが、このあたりの10日間近くも早くなった理由、どんな理由があるか、もし支障なかったら教えていただきたい。  それともう1点ですが、過去にも始末書を提出したと、行政処分を受けながらも再びまた今回も市条例に反する業者が出てるわけです。そうした業者に対して部長はどのように受けとめてみえるか、ちょっとお聞きしたい。また、それに関連しまして、指定業者44社のうち24社も過去に行政処分を下していることなどから考えまして、今伊藤議員からも質問がありましたように、これには行政指導、または申請手続の方法、申請提出してから認可されるまでの、許可されるまでの要する時間なんかに、そうした問題に関連あるんじゃないかなというような気もしますので、そうしたことを考えて今後、行政に考え直す問題点はないかということをちょっとお聞きしたい。  それからもう1点、こうして問題が発覚した以後ですね、業者の方もいろいろの心配なり、いろんな憶測で皆さんと会話を交わしてみえるようにお聞きしてるわけでございますが、そうしたことを解消するためにも、今回のこの問題はですね、経過、それから内容等を業者の方によく説明してですね、今後円滑に事業が進められるための行政指導を含めた、そうした会合なんかは問題以後開かれたか、ちょっとお聞きしたいんですが。その3点まずお聞きします。 ◎都市開発部長 2点目のことについて、御指名をいただいておりますので、私からお答えをさせていただきます。  いわゆるお話の件は、過去にもそれらしきことを行為をしながら今回また再発したのではないかと、この辺をどのように受けとめておるかと、こういうことだろうと思います。これるる何ぼ言いましても結局は起こってしまったことでありますが、少なくとも何とかこういうことのないような形ということで、これ先ほど課長申し上げましたように、年2回は研修をしております。それから、資格を取ってもらうにはそれらしき事前研修をしながら資格試験に挑戦をしてもらい、そしてまたなおかつその試験の結果がある程度のところでないとどの方もすべて採用するわけにいかぬと、こういうことがなされてきておりました中、重ねてこのようなことが起きましたことは残念としか言いようがございません。同時にまたこのこのことにつきましては、冒頭にも申し上げましたように、少なくとも企業の皆さん指定店皆さんもやっぱりこれを厳しく受けとめていただいて、少なくともまかり間違ってもうっかりミスなんていうものは本当にないようにしていただきたいというふうに思うわけでございます。また同時に市側といたしましても、行政サイドといたしましても、結果として起こったことは事実でありますから、これを直視し反省をしながら、先ほど来もお話のあるような、いろいろ御意見もいただいておりますが、何かその改善策があるとすればですね、ぜひこれは取り入れていきたいなと、そんなふうに思っているところであります。先進都市でうまくこういう方法がある、こういう手続の方法がある、こういう簡素化の方法があるとするならばぜひ取り入れていきたいし、PRの方法も、研修だと言葉で言いましても、内容の問題にもなるわけでありますので、いま一度振り返って、自分たちの行ってきた足元を見直してみたいと、こういうふうに思っております。  それから、今後の指導で、この直後に何か行ったかと、こういうことでございますが、今のところ、何しろ決定して間もないことでございます。今直ちに44店の指定店を呼びどうするというようなことは今やっておりませんけれども、きょうまではやっておりませんけれども、一つには、こういったことも事実であったといたしますならば、いま一度44店の皆さんに書面でも発行した方がいいであろうということで今内部で検討をいたしております。いずれにいたしましても、厳粛に受けとめていただくと同時に、そのことで萎縮してしまわれては、これは普及ができませんので、整備促進ができませんので、やはり自覚を持っていただいて、その公共下水道の整備促進の側面的な御協力がいただきたいと、そんな意味合いの書面などを一回検討させてもらって、44店の皆さんに発送したいなと、そんなふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。他のことについてはそれぞれの担当の方からお答えをさせていただきます。 ◎都市開発部次長 それでは、私の方から、審査委員会を31日から22日に変更したその理由についてという御質問でございましたので、この点につきましては、1月31日につきましては、別件で既に審査委員会を開く予定がされておりました。そのときに事務担当者といたしましては追加議案として提出する予定ではおったんですけど、結果として4社13件に及ぶ無断接続工事に対してのこの議案ということでございますので、この議案についてはやっぱり独自に審査すべきという判断をいたしまして、日程調整の結果、1月22日午後4時から開催をしたものであります。新聞報道で先に1月31日という日にちが載ったんですけど、これはたまたまほかの案件で予定がされておった日にちということでございます。当初はそちらの方へ追加議案ということで考えてはおったんですけど、内容的にこういった無断接続に対する議案ということでございましたので、少しでも早くということで日程調整の結果、22日に早めまして午後4時から開催をしたところでございます。  以上でございます。 ◎下水道管理課長 排水設備工事申請から承認までどのぐらい日数がかかるかという御質問かと思います。これも大きく分けまして、取付管がある場合と取付管がない場合と二つに大きく分かれます。取付管がある場合は、公共升を取り付けてすぐ取付管と取り付けするだけでございますので、申請していただいてから約1週間で私どもの方は承認をいたします。また、取付管がない場合、これは道路を割って取付管の工事をやらなければなりません。したがいまして、これも県道の場合と市道の場合と両方ありますけどが、市道の場合は大体1カ月、県道になりますと約2カ月、大体このぐらいの日数がかかって申請の承認をすると、こういうような期間でございます。よろしくお願いします。 ◆野村 再度ちょっとお聞きしますけど、1点目の審査会が早まったというようなことを御質問させていただいたわけですけど、23日の新聞報道にもありますように、先ほど部長からも御説明ありましたんですけど、まだ未調査が 131件も残しておって、なぜそんなに早く処分を決められたのか、これ全部審査してからでもよかったんじゃないかなという気がしましたので御質問させていただいたんですが、その点もし何か教えていただくことがあれば1点教えていただきたいということと、先ほどの3番目の質問、発覚後の業者の方に行政指導ということを質問させていただいて、書面をもってというようなお答えをいただいたんですけど、書面も、それも結構かと思いますが、二度とこういうことが起こらないがためにはですね、業者の方とよく話し合い、説明していただいてですね、二度と起こらないようにしていただくように努力していただくことをひとつ要望しておきます。  以上です。 ◎都市開発部次長 ただいまの 131件を残した形で審査委員会が開かれたことについて、 131件が終わったところで開いてもよかったんじゃないかという御質問かと思いますけど、この 131件の未調査につきましては、全体的には最初 1,894世帯を対象に調査に入ったところです。そこで、 1,894世帯一通り回った結果ですね、結果、留守等において未調査分が 131件ということで、それで、この 1,894世帯全体を一通り回ったところでの一遍調査での締めというんですか、そういった形で締めたところ、4社13件という数字が出てきたものですから、その 131件については今後なおもちろん調査をいたしまして、その中で万が一出てくれば、また同じような審査会の方に諮って審査をしていただくという考えには違いございませんが、今の 131件の残り分については、一通り全体を回った中で一度切りをつけて、その結果 131件が留守だということで、そういったことで、 131件が未調査の段階で審査会を開いたということについては、一度最初の調査の段階では、一通り区切りをつけた段階で審査会を開いたということで御理解がいただきたいと思います。ちょっとわかりにくい説明だったかもわかりません。 ◆小澤 それぞれ質問をいただきまして、出尽くした感じがありますが、実際の未接続家屋は 2,385ですか、 2,400ありますね。今次長の言われた 2,894とそこの差は少しあるわけですけれども、これはどのように考えてみえるかということとですね、それから、44件の未接続者があったと、先ほど業者外が23件あったと、この23件は自分でやったのかどうなのかと、まず二つ聞かせてください。 ◎都市開発部長 戸別訪問の関係での世帯なんですが、議員御指摘の当時たしか二千三百幾つあったんではないかと、こういうことでありますが、実はそれは平成8年3月31日の集計、統計からお話を申し上げたことなんです。その後に接続がありまして、それで結果として今回 2,087がもとの数字になって、 2,087から、さらに新しいもの3カ年間、先ほど言いましたように、62年から平成5年までと、こう申し上げましたんで、その間の件数が 2,894ですから、実はごく新しいもの、つい先ごろ供用開始したものなどについては実はまだ 193件あるわけです。そんなような数字になってきたところであります。  それから、いま一つ、先ほどの44件の内訳の中で、市内の指定店がかかわってきたものが21件、それから指定店外が23件と、こういうことでありますが、結果として排水設備工事が何らかの形で行われ、それが未届けであったと、届け出をせんと仕事にかかっちゃいましたと、こういうことで過去のものとしてそういう数字が出とるわけなんですが、まさしく市で定めておりますこの排水設備工事指定店でなければいけないということにまさしく反しているわけでありますので、今回その数字も上げて、過去には44件ありましたと、こういうことを申し上げたわけであります。  以上であります。 ◆小澤 新聞報道についてということでありますので、あえてお願いを申し上げたいと思いますのは、いろいろきょう聞きましたよね、ずっと過程を聞かせていただきました。ですから、市民の皆さんのとらえ方というのは、かならずしも私どもが聞いたようなね、ああそうか、そういう過程であったかということではないだろうと思うんですね。天災、人災いろいろあるわけですが、人災というのは、一番国会においても非常に今議会側がね、あるいはまた行政側も、何か一生懸命やっとるんだけれども、これも新聞にボッと先出ちゃったから、行政何やっとるんだという僕はとらえ方を市民はしていらっしゃると思うんですね。そういうことがあってはいかんということで先ほどのいろいろ質問にお答えをいただいたわけで、それで十分でありますけれども、ですから、ぜひですね、私ども議員もやっぱり姿勢を律せないかぬと思う。こういうことを言う以上は、お尋ねする以上は、やっぱりそういう私どもも気をつけるんだよという自覚の中で皆さんは僕質問してみえると思いますよね。ですから、きょうお答えをいただきましたけれども、お答えをいただく中にも、今後は絶対いけないよと、こんなことは二度と再びあってはいけないよという、天災は別ですけれどもね、ということを僕は特にお願いがしておきたいと、きょう図らずも新聞社がいきなりポッと来て傍聴させてくれということでありますけれども、ああいう報道、マスコミの人たちは、えてしてだれも知らないことをですね、少しでも早く、何ていうんですかね、新聞いろいろ毎日見ておりますと、こんなことを言ってはいけませんけれども、消費税反対だと言っとるのをでかでかと書いたりね、マスコミというのはそういうものなんです。ですから、本当に流れを逆のことを言うとかえってウワーッと言われるようなね、そんな世情を僕は非常に嘆かわしく思っとるわけですから、御説明をいただきました。ですから、これ審査会があって、そこの中でペナルティーを与えていただいたわけですけれども、やっぱりこれはやむを得ぬことであってですね、ですから、これが一つのええ教訓に僕はなってですね、下水道のみならず、もう市全体の業者の姿勢を正していただけると思っておりますので、これからも御苦労さまでございますけれども、ぜひひとつ、私どもも気をつけないけませんけれども、特に上層部としてね、課長でとめときゃええよなというようなことが当たり前になっとっては僕はいけないと思うんですね。ですから、流通機構をよくして、姿勢を正して、私どもも頑張りますけれども、よろしくひとつお願いしておきます。要望でとどめておきます。 ◆伊藤 こういう再発防止に対する指導マニュアル、そういうものを当然つくらなきゃいけないし、チェックとかフォローの体制をしっかりしなきゃいかぬということで、先進地とかね、そんなところを調査したいとか、そういう一番最初に部長説明の中にあったというふうに思いますけどが、小牧市の行政マンは非常にね、愛知県下でも非常にすぐれた行政マンを擁しているというふうにちまたでは言われてるように聞いておりますけどが、そこらあたりでね、やはり自分たちの中で本当に死に物狂いで知恵を出し合わないと、よそから輸入してきたものを、これええでこれをやろうということやなしに、本当に自分たちで知恵を出す努力をしなきゃいかぬと思うんです。これだけ大きく全国版で神戸部長さんの名前も公表いただきました。非常に有名人でございますのでね、そういう点ね、部長が先頭切ってね、先ほどから野村委員からもお話があったように、そういう書式の問題、私も書式の問題とかいろんなお話をしましたんですが、そういうものを改善する努力ね、もっと改善できる努力、それからチェックとかフォローする体制の強化、それから指導するなら指導する、そういうマニュアルをきちんと持ってやらなきゃいかぬ。それを先進地で調べてきて、そうじゃなしに、自分たちの力でつくり上げるという努力をしないとね、行政マンの思慮が問われるんではないかなというふうに思いますが、部長答弁をお願いします。 ◎都市開発部長 大変な御提言、御指示いただきまして、ありがとうございました。おっしゃるとおりで、このことが二度と起こらないような形をとっていくにはよほどしっかりした体制でなければならぬと思います。ただいまの御意見十分意を持って拝聴し、内部で十分検討させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○副委員長 ちょっと二、三点確認をひとつお願いをしたいと思うんですが、まず一つはですね、今回13件の無断接続が出てきておりますけれども、この13件の中でですね、始末書をとった分があれば、どことどこ何件あるなのか、どうかということをまず一つ教えてください、この資料の中で。 ◎下水道管理課長 基本的には事実関係を確認するためにとりました。 ○副委員長 事実関係を確認するために始末書をとったということですけれども、始末書の数はかなり今までにあったろうと思うんですけれども、やっぱり前の分はですね、始末書をとったからもう処分済んでるよと、始末書もいろいろあれがあるという解釈だと思うんですが、やっぱり始末書とって処分だよと言うならね、やっぱり今回のものを始末書ではなくて、やっぱり何か確認書をとるとかね、理由書をとるとかね、そういうふうでやっぱりやってかないと、何かやっぱり処分が上乗せをされたと、こんな感じをね、過去の処分に対してはやらないよと、こう言いながら、やっぱりまたしたと、こういう感じがひとつあるわけですが、それのひとつ見解はどうなんですか。 ◎都市開発部長 始末書のことについては、そのとおりのことを事実を課長がお答えを申し上げたわけでありまして、やはりいずれにいたしましても、今回の事案が本当にどうであったかということの順を追って確認していく中で、確かにやりましたということのあかしとしてとっちゃったわけです。今議員御指摘のようにですね、今後については、軽々に始末書というわけにもまいらず、少なくともこれが調書でありますとかですね、確認書でありますとか、何かそんな形のものでまずとり事実関係を確認し、そしてしかるべき審査会にとりあえず諮って、その決定でもってどうするかと、こんなようなことになろうかと思いますんで、十分おっしゃってること意味わかりますので、今後はそのような対応をしていきたいと、かように思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副委員長 もう1点ですね、ちょっと変わった点ですけれども、処分の先回の梶田課長からのファクスによりますと、ここにファクスもらった資料があるわけですけれども、先ほど伊藤議員からもその関連であるわけですけれども、何ていうんですかね、過去における無断接続の中ですね、特に13件のものについてはね、いろいろ調査をされているでしょうけども、過去のものについて、共立が3件だとか、水野工業が4件だとか、加藤工業が2件、愛北工業が1件と、こう出ておるわけですけれども、この辺がですね、どうも業者からの苦情というのか、業者からの言い分を聞きますと、そうでないものが中にあるようですね。例えば、これ申し上げておきますが、水野工業の過去における無断接続4件というのは、1カ所で3戸の分譲住宅をやったと、3戸の分譲住宅をやって、それは今の接続口というのか、取り出し口は一つだそうです。これがカウントとして3戸入っとらせんかと、本来なら2件だと言っとるんですわ。どんだけ探してもこんだけの数は出てこぬと、これ3戸だから4戸になっちまったと、こういうことで、本来なら2カ月ぐらいで済むやつが3カ月になっちゃってると、こういうこともあるようですが、その辺の事情聴取は十分されておるのかどうかということが聞きたいわけですわ。 ◎都市開発部長 今過去のことでございますが、確かに一応きょう現在のことでしたら現担当で物が言えるわけでありますが、過去のことでありますので 100%そのことを再現するわけにはいかんと思いますが、少なくとも書類が残っておりましたので、いろいろひもときましてリストアップいたしたわけであります。それで、今の御指摘の件は、確かにその始末書の中には分譲3戸というふうに出てきております。それで一般的には、先ほどからも使っておりますように、世帯ごとの接続関係であるというようなことを言っておりますことから、今回のこの今お話のありました業者の点については一応3件と、こういうふうに処理をさせていただいて、このような表の中に入れさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副委員長 もう一遍この辺確かめておきますが、例えばじゃあアパートでね、アパートで6戸のアパートやったとか、8戸のアパートやったら、これは6件だとか8件というカウントに今までにもなってるなのか、これからもそういうカウントをしていくなのかどうかということです。 ◎都市開発部長 いろいろ想定はあろうかと思いますが、とりあえず今回の事案についてはですね、先ほどからも申し上げておりますように、確かに始末書は2枚であり、片一方は1戸、片一方は3戸と、こういうことでありましたのでそのようにさせていただきました。今後のことにつきましては、先ほどからお答えをさせていただいておりますように、まずはそういうことのないように相努めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長 ほかに発言はありませんか。            (「なし」の声)  なければ質疑を終了いたします。  以上をもって、議題1、下水道接続工事に伴う新聞報道についてを終わります。   ─────────────────────────── ○委員長 続いて、議題2、その他について、何かありましたら発言を許します。発言はありませんか。            (「なし」の声)  なければ、議題2、その他についてを終わります。   ─────────────────────────── ○委員長 以上をもって、建設委員会協議会を終了いたします。まことに御苦労さまでございました。           〈 閉会14:16 〉  上記の模様を記録し、その相違なきを証するため、ここに署名します。                        平成9年2月5日  建設委員会協議会       委員長...